ワークショップ
『小児救急電話相談から学ぶ電話受付の応対』を行いました。
<日時> | 令和1年9月1日(日)9:00~12:00 |
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<会場> | 福岡国際会議場 |
<講師> | 福井 聖子 |
<ファシリテーター> | 3名 |
今回のスキルアップ研修は福岡国際会議場で開催でした。北海道から宮崎県の看護師、薬剤師・受付事務の方々とアラウンド形式で行いました。
福井先生の講義とGWで構成された2時間30分でしたが、初対面の方々であるにも関わらず、和気あいあいの穏やかな雰囲気で終える事ができました。
令和1年8月31日(土)に福岡県で開催されました、第29回日本外来小児科学会年次集会にて下記の発表を行いました。
電話相談で救急車要請を案内した事例対応の分析
~2017年度 大阪府小児救急電話相談の報告より~
NPO法人小児救急医療サポートネットワーク 看護師1)医師2)
社会医療法人 愛仁会高槻病院3)
山﨑 祐嗣1)3)、安藤 つかさ1)3)、阿部 榮子1)、福井 聖子2)
2017年度大阪府小児救急電話相談(#8000)の相談件数58,187件の内、救急車要請を案内した件数は679件(1.2%)であった。なぜ救急車要請の案内になったか、症状との妥当性や保護者側と相談員側の要因について分析した。
2017年度大阪府#8000への相談のうち、救急車要請を案内した679件の相談について、電話相談受付票と音声を基に内容を分析した。
救急車要請を案内した年齢分布は、0歳児126件(19%)、1歳児180件(27%)、2歳児115件(17%)で、全体を比較すると1歳児の割合が多かった。発症時間帯は「今」が465件(68%)を占めた。なぜ#8000を利用したかの分類では、「専門家に聞きたい」308件(45%)が最も多い。「とっさに・とにかく聞きたい」は241件(35%)で、年間相談全体の474件/58,187 件(1%)より顕著に多かった。何を知りたいかの記述では、「行く病院を知りたい」「受診のタイミング」が8割~9割を占めた。以上の集計結果から、保護者は受診を考えながらも、まず#8000を選択したと思える。保護者の不安と救急車要請を相談員が電話相談の中でどう受け止めたか、相談員が保護者の不安の訴えに巻き込まれて救急車要請を案内していないか等について検討する。また、夜間小児救急の受け入れ先で特に外科系の対応をしている病院が少ないため救急車に頼らざる事例も発生している。これらの現状についても報告したい。
電話応対スキルアップ研修会
~#8000から学ぶクリニックの電話応対~
<日時> | 令和1年7月20日(土)14:00~16:00 |
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<会場> | CIVI研修センター (新大阪NLCビル7階E704-1) |
<講師> | 福井 聖子 |
<ファシリテーター> | 3名 |
下記の通り第5回定期総会を行いました。
<日時> | 令和1年6月15日(土)14時00~15時00分 |
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<会場> | 大阪府教育会館 たかつガーデン2階 |
<正会員数> | 43名 |
<出席正会員数> | 20名(内委任状提出者19名) |