相談員の皆様へ大切なお知らせ
先日、#8000に電話をかけた後、相談者のお子様が亡くなったという事象がありました。
この件については事務局と医療対策課が現在対応しています。
相談内容:「インフルエンザで薬を飲んで熱が下がった。手足が冷たいけれど、熱が上がらないです。
この場合って温めて様子を見ていいですか?」
電話相談では保護者の話を聞き取って、子どもの状態を推測することしかできず、限界があります。
保護者が伝え切れていない不安要素を聴き取ることに、あと少し1~2分でも時間をかけてください。
たくさんの電話に追われている状態で心苦しいのですが、今後の相談において、
皆様に今一度認識していただきたくよろしくお願いします。
1⃣ 相談内容を聞いた後に、保護者の相談内容の確認をする
「ご心配なことは〇〇ですね」「知りたいことは○○ということでいいでしょうか?」等
保護者の中には何を相談していいのかわかっていない方もいます。
2⃣ 気になったことがあれば一般状態を確認する。
意識(受け答え・遊び)、呼吸、顔色・口唇色、体温、手足の冷たさと爪の色。
3⃣ 様子を見てもらうときは時間の目安も伝える
1~2時間(状態により、30分~数時間)後に、まだ気になるなら電話(あるいは受診)
という風に、時間の目安を加える。
4⃣ 聞き忘れが無いか確認する
「こちらのアドバイスの後、ほかに何かありませんか?」
「この夜を過ごすにあったてのご心配なことはないですか」
「様子を見て、心配なことがあれば8:00までは電話相談を受け付けています」
など一言付け加えると良いと思います。
電話の件数は多く、ひっきりなしにかかってきますが、焦らず保護者がひっかかっている所も聞いてあげてください。